エンゼルスが2日連続でトレード、来季巻き返しにフィリーズから元トッププロスペクトを獲得
今季球団ワーストの99敗を喫したエンゼルスが、来季巻き返しに向け積極的な補強を進めている。 【写真】前日に獲得を発表した19年の本塁打王ホルヘ・ソレア チームは1日(日本時間2日)、フィリーズから元トッププロスペクトのスコット・キンガリー内野手(30)を金銭トレードで獲得。ブレーブス19年の本塁打王ホルヘ・ソレア外野手をグリフィン・キャニング投手との交換で獲得した前日に続いて2日連続のトレードとなった。 キンガリーは15年ドラフト2巡目(全体48位)でフィリーズから指名され契約。18年のデビュー直前には異例の6年総額2400万ドル(約36億円)の大型契約を結んだ。19年には126試合で19本塁打を記録。だが20年以降は低迷し、故障にも悩まされ、1試合に出場した22年を最後にメジャーでの出番はなかった。今季3Aでは125試合に出場し打率2割6分8厘、25本塁打、67打点、OPS.804。メジャー通算成績は325試合で打率2割2分9厘、30本塁打、96打点、OPS.667。 また、エンゼルスはアスレチックスからウエーバー公示されたライアン・ノダ内野手(28)を獲得。ノダは昨年の開幕戦でデビューし、1年目で打率2割2分9厘、16本塁打、54打点、OPS.770と好成績を記録。だが今季は36試合で打率1割3分7厘、1本塁打、4打点、OPS.465と苦戦し、大半をマイナーで過ごした。