新章突入のアニメ『第七王子』メキシコシティに初上陸 ロイド役の“生アフレコ”に2,000人の現地ファン感激
演技のポイントや新章“暗殺者ギルド編”の見どころを紹介
Q&Aは本作に限らず役者全般としての内容にもおよぶ。役を演じる上でのアプローチについて聞かれた小市は、原作を読んで最初に受けた印象だけでなく「その人の内面、そこまでどうやって成長してきたかを重視するようにしています」と語る。ロイドはまさにそういうアプローチであり、「中身は大人の男性なので、普通に子供を演じるときよりも大人っぽくしなくちゃいけない部分と、子供らしく作らなきゃいけない部分を意識して演じました」と演技のポイントを明かしていた。 さらに、今度は第1話終盤の『魔人・グリモワールとの戦闘シーン』を生アフレコ。ロイドの圧倒的な魔力や、魔術への興味・執着がよく表れたシーンだけに、先ほど話していたロイドの魅力を生で感じられるものとなった。今回披露してくれたようにアフレコは熱を帯びていた一方で、休憩時間には一緒にアフレコすることが多かったグリモ役のファイルーズあいと雑談していたという。監督や音響監督も話の輪に加わることもあったらしく、アフレコ現場は和やかな雰囲気だったことがうかがえた。 また、この時点でオンエアされていた第5話までで一番好きなシーンを聞かれると、第2話の「二重詠唱をして、空が消し飛ぶところ」を挙げる小市。全編を通した作画レベルの高さはもちろんのこと、このシーンの作画もすごく綺麗でお気に入りのシーンのひとつなのだとか。物語中盤からは『暗殺者ギルド編』に突入する本作。 新たなキャラクターが多数登場するということで、小市からは「どのキャラクターも魅力的で、今まではロイドくんがひたすら魔術を極めるために楽しんでいたんですけど、新しく入ってくるキャラクターがきっかけで話の展開が変わっていきます」と期待の言葉も寄せられた。最後に、メキシコやラテンアメリカの皆さんへ「『第七王子』はさらに面白い展開になっていきます。まだ見たことのない方にも見ていただきたいですし、この先を楽しみにしている方の期待も絶対に裏切らない作品になっていると思いますので、楽しみにしていてください」とメッセージを送った。 そして、集まった観客と一緒に写真撮影を行い、「Gracias¡Hastaluego!(ありがとう。またね︕)」とスペイン語で挨拶をして締めた。
「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」作品情報
原作:謙虚なサークル(講談社ラノベ文庫刊) キャラクター原案:メル。 コミカライズ:石沢庸介(講談社「マガジンポケット」連載) 監督:玉村仁 アニメーション制作:つむぎ秋田アニメLab ロイド:小市眞琴/グリモ:ファイルーズあい/シルファ:Lynn/タオ:関根明良/レン:高橋李依/アルベルト:堀江瞬/ディアン:広瀬裕也/アリーゼ:熊田茜音/シロ:松井恵理子 ©謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会
オタク総研編集部