小学生86人が明治大正期のかまどで火おこしに挑戦 /東京
東京都北区の飛鳥山博物館(王子1-1-3飛鳥山公園内)で1月16日(金)、区立西浮間小学校の3年生児童計86人が、明治~大正時代の「かまど」での火おこしに挑戦した。 北区によると、子どもたちは火吹き竹で一所懸命にかまどに息を吹きかけ、大きくなる火に歓声を上げていた。また、かまどに残った炭を使って七輪による餅焼きも体験し、焼きたての餅を嬉しそうにほおばった。参加した女子児童は「今はボタン一つで何でも出来てしまうけど、昔の人たちは火をおこすのも一苦労だったことがわかりました。大変だったけどとても楽しかったです」と話した。 火おこし体験は、同館で開催中の「来て、見て、さわって!昔の道具」展の体験プログラムの一環。「来て、見て、さわって!昔の道具」展は、2月28日(土)までの土・日曜及び祝日に同館展示室で開催中。平日も学校の団体利用のない時間帯に無料で一般公開されている(月曜休館)。