退職金を「1000万円」受け取りました。貯金は別で「500万円」ほどあるので、妻と2人暮らしなら老後資金は足りますよね?
医療・介護費用
統計局がまとめた「家計調査報告書[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の月平均医療費は1万6879円となっています。 高額療養費制度により医療費の自己負担額が一定額に抑えられるため、日頃から予算としてとっておくことで想定よりも費用をかけずに医療を受けることが可能です。 また、介護費用も公的介護保険により、介護サービスを限度額の範囲内で自己負担1~3割で利用できるようです。必要となることを念頭に、事前に医療費や介護費を支出に組み込んでおきましょう。
突発的な支出に備えておこう
生活費だけであれば夫婦で老後暮らしていく分には少し節約することで暮らせるでしょう。しかし、リフォーム費用など突発的な費用が発生する可能性もあります。 また、年金額によっては十分な人もいれば不足する人もいるため、しっかりと自分の年金額を確認しておきましょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要(17,19ページ) 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 2022年度住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査(9,10,14ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部