40歳、年収360万円の契約社員です。暮らしには全く困っていません。でも結婚を考えるのは金銭的に厳しいでしょうか?
契約社員のメリットとデメリットは?
働き方が多様化してきた昨今、メリットとデメリットの両側面がある契約社員という働き方も現実的といえます。 金銭面も含めてメリットとデメリットをよく理解し、魅力に昇華すれば結婚に近づくでしょう。契約社員のメリットは、以下の通りです。 ・業務や契約内容次第で、正社員と同程度の賃金を得られる可能性がある ・基本的に転勤がなく、同一の場所で働きやすい ・正社員と比較すると入退職が簡単なので、ライフプランに合わせた働き方を実現しやすい ・さまざまな職種や業界を経験しやすい 対して、契約社員のデメリットは以下の通りです。 ・契約期間に限りがあり、雇用が安定しない ・就業規則次第で賞与や退職金がない場合がある ・一部の福利厚生を受けられないことがある ・同世代の正社員と比較すると、賃金が低くなりがち 契約社員における大きなデメリットは、雇用が安定しない点と正社員と比較した場合の金銭面でしょう。しかし、安定した雇用は理想の働き方を阻害する原因にもなります。 ワークライフバランスが重要視されがちな昨今、生活するために十分な賃金を得られているならば、契約社員の方がメリットは多い場合も少なくありません。
結婚相手に収入があるなら、金銭的には十分に結婚可能
二人暮らしにおける消費支出の平均が約29万円と考えると、年収360万円で生活していくのは問題ないでしょう。 ただし、結婚相手もいくらかの収入があることが前提となります。金銭面では同世代の正社員に劣りますが、現在の男女は経済力以上に内面を重視する傾向があります。 契約社員にはメリットも多く、魅力やアイデンティティーとして昇華していけるかどうかが結婚に向けて重要なポイントになるでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告 -2023年(令和5年)12月分、10~12月期平均及び2023年平均- 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 株式会社リンクバル 恋愛・結婚に関する意識と実態調査 2024 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部