輸血用の血液が慢性的に不足する冬を前に、ボランティア団体による献血が、今日、和歌山市で行われました。

テレビ和歌山

献血は、JR和歌山駅前近くのけやき大通り沿いで、和歌山市に本店を置く株式会社賃貸住宅センターとその関連企業60社でつくるボランティア団体「愛和会」が行いました。 毎年冬の時期になると、輸血用の血液が慢性的に不足することから、会では平成11年からコロナ禍を除いて、毎年この時期に行っています。

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献血は、献血バス2台で会員やその家族らが行い、通行人にも献血を呼びかけました。 県赤十字血液センターによりますと、県内では特にO型の血液が不足する状況が続いていて、逢坂泰弘係長は「献血者は減少傾向で、安定した供給ができるよう、多くの人に協力してもらいたい」と話していました。 愛和会の塚本治雄会長は「今後も地元和歌山に、少しでも貢献できるよう献血運動を続けたい」としています。