「言い訳なんかしないで」フジ新人アナ“容姿イジリ”西山アナ弁明が再炎上も「また起こりうる」構造的問題
フジテレビで起きた新人アナウンサーの“容姿イジリ”大炎上から1か月。その件に再び火がついている――。 ■【画像】先輩アナが大イジりした上垣皓太朗アナのTシャツ姿 手を叩いて笑う西山アナ&阿部華也子&生田アナも■ 11月29日、フジテレビ・港浩一社長(72)の定例会見があり、港社長は10月末に多くの批判が巻き起こった今年4月入社の上垣皓太朗アナ(23)に対する先輩アナたちからの容姿イジリについて言及。 港社長は「多くのご意見、ご指摘をいただきました。制作側は上垣アナウンサーのデビューの奮闘ぶりを伝えたいという思いで動画を公開したと聞いています」とし、「ご意見、ご指摘を真摯に受け止めて、今後もより一層コンテンツ制作に留意していきたいと思いますが、阿部華也子さん(28)、西山(喜久恵)アナ(55)、生田(竜聖)アナ(36)は誠実で後輩思いで優しいアナウンサーたちです。これからも温かく見守っていただければ思います」とコメントしていた。 「そして、定例会見の司会を務めていた西山アナもこの件に言及しました。西山アナは、“本当に不快な思いをされた方がたくさんいらっしゃったこと、本当に深く受け止めています”と謝罪し、上垣アナへのイジリは緊張を解こうと思ってのことだった、自身、生田アナ、阿部キャスターと番組スタッフも一緒に上垣アナに謝罪したこと、上垣アナは戸惑いながらも逆に3人のことを心配してくれたことを語りました。 西山アナはさらに、若手アナウンサーが気持ち良く前向きに仕事ができる環境を整えるのが先輩の役目と語り、港社長と同じく“温かく見守っていただければなと思います”と締めました」(夕刊紙記者) だが、この西山アナの説明を“言い訳”と捉えた人も多く、SNS、ネットには厳しい意見が多数寄せられてしまっている。 《言い訳なんかしないで 大衆が不快に思う行動をしてしまい申し訳ない、 本人には心からお詫びし、自身の未熟な部分を是正して今後に繋げていきます!とか言ってくれた方が良かったかも》 《未だに容姿イジりが緊張を解くための善意の儀式だと思っているところが怖い》 《役職もついてるキクちゃんにはがっかり》 そこで、あらためて1か月前の10月末に炎上した件を振り返ってみる。 物議を醸したのは7月上旬に公開された、情報番組『めざましどようび』のCM中のワンシーンを切り抜いたYouTube動画だ。動画は、新人の上垣アナがお天気キャスターとしてデビューしたときのもの。 中継先で、ネクタイを締めたYシャツから水色のTシャツへと着替えた上垣アナの姿に、スタジオの阿部キャスター、生田アナ、西山アナらがこぞって「似合ってない」などとイジる様子が収められていた動画が、10月28日になって《全然笑えない》とX上に取り上げられると、大炎上に発展。 「問題になったのは、『めざましテレビ』を中心とした情報発信を行なうフジの公式YouTubeチャンネル『めざましmedia』で公開された動画です。 上垣アナは2回お天気コーナーを担当し、1回目はネクタイ姿。2回目は『FNS27時間テレビ』の番宣Tシャツに着替えたのですが、その直前のCM中のやり取りとして、上垣アナのTシャツ姿を見た女性アナ陣が“あ、着替えてる、ちゃっかり”“すごい似合わないね~Tシャツが”とイジり始め、生田アナも“ポップなデザインが似合わないねえ”と乗っかりました。 音声しかつながっていない上垣アナが“もしかして僕の話ですか?”と確認すると、今度は西山アナが“上垣、ちょっとTシャツが似合ってないっていう……”とわざわざ説明。上垣アナが“本当ですか? 個人的にはすごく似合ってると思ってました”と落ち着いて返答すると、西山アナは“いいよ、その調子!”と手を叩いて大喜びでした。 3人の“先輩アナ”が1人の新人をターゲットに集中イジりをするという構図に、SNSではドン引きした人が多かったんです」(WEBメディア編集者)