DeNAが26年ぶり3度目の日本一 「3位」からの制覇は2例目 日本シリーズ第6戦
SMBC日本シリーズ2024は3日、横浜スタジアムで第6戦が行われ、DeNAがソフトバンクを11-2で破り、横浜時代の1998年以来、26年ぶり3度目の日本一に輝いた。レギュラーシーズン3位から日本シリーズに進出したのは2010年のロッテ、17年と今回のDeNAの3例で、日本一に輝いたのは10年のロッテ以来2例目となった。 【写真】DeNA初代監督の中畑清氏が始球式 超満員の球場に「気持ちよかったな」 DeNAは二回、筒香がソフトバンク先発の有原から、右中間に豪快なソロ本塁打を放ち、先制。敵地で3連勝した勢いを本拠地につなげた。この回、桑原の適時打で2点を追加し、試合の主導権を握った。 ソフトバンクも四回、柳田がバックスクリーンに2ランを放ち、追い上げる。ソフトバンクは日本シリーズのワースト記録となった連続無得点を29で止めた。 しかし、DeNAは五回に猛攻。梶原の適時打に続き、満塁から筒香が左中間に走者一掃の二塁打を放つなど、一挙7点で大差をつけた。 DeNAは2連敗から敵地で3連勝して本拠地に戻り、日本一を決めた。ソフトバンクは4年ぶり12度目の制覇を目指したが、第4、5戦と連続で無得点に終わるなど、攻撃力が振るわず、第6戦では投手陣が打ち込まれた。