迫力ダンスにくぎ付け 梅村幼園児 三重高ダンス部が交流 三重・松阪
三重県松阪市久保町の私立三重高校ダンス部「SERIOUS FLAVOR(シリアスフレーバー)」(神田橋純顧問、159人)の1、2年生の部員105人が3日午後1時15分から、同町の私立梅村幼稚園(木許千賀園長、138人)を訪れ、園児たちに迫力あるダンスを披露。園児たちも体を動かして一緒に楽しんだ。 同校ダンス部は全国大会で優勝するほどの実力を誇る。コロナ禍前にも同園との交流を行っており、今回、久しぶりの同園の全園児とのイベント開催になった。 この日、ダンス部員たちが、まずブレークダンスや豪快なバク転を披露すると、園児たちは目を真ん丸にしてくぎ付けに。その後、アイドルグループの曲や全国大会出場時に踊った曲5曲を次々と披露し、キレキレのダンスと笑顔で園児たちを魅了した。子供たちの中には、高校生のダンスに触発されて、立ち上がって手足をいっぱいに使って踊る子も。 終盤には、アンパンマンの曲に合わせた踊りを、部員が振り付けを教えながら園児たちと一緒に踊り、園児たちもうれしそうに体を動かしていた。 2年・竹内紗樂部長は「幼稚園児たちがすごく素直で。声も手足も動かしてくれて、正直な反応で、踊っていて気持ちがよかったです」と爽やかな笑顔で話した。 年長・中川來々さんは「(ブレークダンスで)クルクル回ってすごかった」、同・渡邉琉葵君は「一緒に踊って楽しかった。またやりたい」、同・若村優仁君は「踊って楽しかった。最後に(高校生たちと)タッチするところが面白かった」とそれぞれ楽しんだ様子だった。