アイアンのシャフト選びを徹底解説! あなたに合うのはダイナミックゴールド? モーダス? それともカーボン? 【後編】
「NSプロ モーダス3」、105、115、120、125で一体何が違うのか?
重さだけでなく少しずつ特徴が異なると、山崎クラフトマン。 「『105』、『120』、『125』は全体が硬くて、いわゆる棒のようなイメージ。『105』が一番硬く感じられて、軽いほうが球が上がりやすい傾向がありますが、『120』はしなり量が多くて球が上がりやすい。『125』はもちろん硬いのですが、重さがあるぶん、硬さを感じにくくタメが作りやすい。『115』は他と違って硬さが少しマイルド。どれも性能は近いといえば近いのですが、想定HS帯も異なり、微妙に特徴が異なってくるので、これこそ選ぶときはフィッティングをしたほうがいいと思います」
ダイナミックゴールドの「MID」って何?
ロースピン時代に合わせて、PGAツアーの選手の要望から生まれたMIDシリーズ。元来のフィーリングを保ちながら、打ち出し角とスピン量が増加するように設計。 「MIDシリーズは95、115もラインナップされていますが、最大の特徴はダイナミックゴールドの良さを残しながら、軽いうえに、しなり戻りが早いことで楽に球を上げられることです」(山崎)
クセがなく、球が上がる「ツアーAD」
「クセがないので扱いやすく、やさしさを感じるシャフトです。球が楽に上がってくれて、スピンも安定して入ります。適正HSで打つことがシャフトのポテンシャルを発揮させるために重要ですが、これならHSが多少足りなくても、そこそこ打てると思います」(勝又)
PHOTO/ Akira Kato THANKS/GOLF PLACE ※週刊ゴルフダイジェスト10月15日号 「ダイナミックゴールド? モーダス? それともカーボン? アイアンのシャフト選びこれで解決、79本徹底試打!」より === 70g台や120g台のアイアンシャフトについては2024年10月15日号の「週刊ゴルフダイジェスト」をご確認ください!
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