【広島】床田寛樹でも負の連鎖止められず…今季最長5連敗 47イニング適時打なしと貧打深刻
◆日本生命セ・パ交流戦 広島0―5日本ハム(4日・マツダスタジアム) 床田でも連敗は止められなかった。7回で被安打9の4失点(自責3)は、ともに今季ワースト。新井監督は「相手にいいアプローチをされた」と完敗を認めた。7年ぶりに連勝スタートした交流戦で、21年に2分けを挟んで8連敗して以来の今季最長5連敗となった。 初回4球の立ち上がりから、3回まで20球で打者9人を料理。4回以降に一転、毎回安打と崩れた。「ストライクを取りにいきすぎた」と反省した左腕。6回は無死一、二塁からのバント処理で「しょーもないミス」の一塁悪送球で4点目を献上。球団日本人左腕で03年に8連勝した高橋建2軍投手コーチ以来、21年ぶりの5連勝も逃した。 打線は9回1死満塁で1点も奪えず、両リーグ最多10度目の零封負け。0―0の引き分けを含めた無得点13度は、50戦目にして昨季に並んだ。指揮官は「ちょっとしたところの歯車がかみ合えば、と思っている」と口にしたが、47イニング適時打なしと貧打は深刻だ。(畑中 祐司)
報知新聞社