「一番のライバルは小野? 小笠原?」“黄金世代”本山雅志の回答は?「彼らが引き上げてくれた」
ワールドユースでは日本の準優勝に貢献
鹿島アントラーズは11月19日、今年4月に現役を引退したクラブのレジェンド本山雅志の引退試合「モトフェス」を県立カシマサッカースタジアムで開催した。 【厳選PHOTO】小野、内田、ジーコら豪華レジェンドが集結!聖地カシマスタジアムでラストダンス!本山雅志の引退試合 本山にゆかりのある選手たちが『ANTLERS LEGENDS』と『MO10 FRIENDS』に分かれて対戦したこのゲームには、鹿島時代の同僚である内田篤人や大迫勇也、同級生の小野伸二や稲本潤一ら豪華メンバーが集結した。 元鹿島の10番は、アントラーズで数多くのタイトル獲得に貢献。小野や稲本、小笠原満男らとともに1999年のワールドユースで準優勝に輝くなど、“黄金世代”の一員としても活躍した。 引退試合後の記者会見では、その切磋琢磨してきた同世代の仲間たちについて「刺激になるし、仲良いし、ライバルだし。いつも良い距離感でいれた。感謝しています」と語る。 また、「一番のライバルは小野?それとも小笠原?」との質問には、こう答えている。 「ライバル…難しいですね。僕は怪我との闘いのところがありましたけどね。伸ちゃん(小野)も満男も僕のことを引き出してくれた。でも僕が彼らを引き出せたかというと、そうでもないかもしれない。いろんなことを教えてくれました。 最近、今日来てた兄と喋ってて、『パス上手くなったよね』と言われて。確かにそれはシンちゃんだったり、ミツ(小笠原)だったり、イナ(稲本)もそうですけど、彼らが近くで見せてくれた、引き上げてくれたっていうところだと思います」 7月には鹿島のアカデミースカウトに就任した本山。第2の人生でどんな活躍をみせてくれるのだろうか。 取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)