不同意わいせつ罪などに問われた南海放送元社員 初公判【愛媛】
当時勤務していた会社に侵入し、わいせつな行為をしたなどの罪に問われている、南海放送の元社員の男の初公判が8日松山地裁であり、男は起訴内容を認めた一方で、弁護側は争う姿勢を示しました。 起訴状などによりますと、間和史被告(53)は去年8月、当時勤務していた南海放送の社内に侵入し、女性社員の持ち物に体液を付着させて元の場所に戻すなどのわいせつな行為をした、不同意わいせつなどの罪に問われています。 8日の初公判で、間被告は起訴内容を認めた一方、弁護側は、物に対する行為で身体的接触はなく、不同意わいせつ罪は成立しないとして争う姿勢を示しました。 続く冒頭陳述で検察側は、被告は女性社員を異性として意識するようになり犯行に及んだとし、逮捕のおよそ4年前から同様の行為を繰り返していたなどと主張しました。 次回の公判は2月3日の予定です。