大谷翔平、確信の133m54号3ラン 日本選手新記録の57盗塁目も決め「54-57」
◆ 敵地でも沸き起こるMVPコール! ドジャースの大谷翔平選手(30)が27日(日本時間28日)、敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。6回の第4打席に飛距離約133メートルの54号3ランを放った。 大谷は3-1で迎えた2回の第2打席、一死一、二塁の好機でロッキーズの先発右腕・クワントリルと対峙。4球目の外角スプリットを弾き返した打球は右前適時打となり、今季127打点目をマークした。 なおも一、三塁の好機で、次打者・ベッツの打席ですかさず二盗に成功。さらに、捕手の送球が逸れる間に三塁走者・テーラーが生還し、大谷は三塁まで進んだ。これで今季57盗塁とし、2001年・イチロー(マリナーズ)の56盗塁を抜き日本選手最多記録を樹立。さらに34企図連続成功で成功率は驚異の93.4%となった。 4回の第3打席では右前打を放ち、今季60度目のマルチ安打をマーク。そして6-2と4点リードで迎えた6回の第4打席、二死二、三塁で2番手右腕・モリーナの高めに浮いたチェンジアップを完璧に捉えた打球は、飛距離436フィート(約133メートル)で右翼2階席に突き刺さる54号3ランとなった。 前人未踏の「50本塁打&50盗塁」を達成したあともハイペースで本塁打と盗塁を上積みし、快記録を「54-57」に更新。さらに、3打席連続安打で打率を.308に上げ、逆転3冠王の可能性がさらに高まった。
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