有村架純も傷心 大量出品でわかった台本管理の「難しさ」
女優・有村架純(31)の所属事務所が18日、公式サイトで、有村が使用した台本が流出したという一部報道について「台本につきましては、本人の実家で保管しておりましたが、保管スペース確保のため業者の方に機密書類として廃棄を依頼いたしました。その際に一部が転売されていたことは確認できております。思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です」とコメントした。 NEWSポストセブン、デイリー新潮によると、オークションサイトに有村が出演したNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の台本全巻などが出品されていたという。所属事務所は概ね回収できているとし、「今後このようなことがおこらないように、より一層管理を徹底し再発防止に努めてまいります」と報告した。 かねてドラマの撮影現場では、台本が流出しないよう、措置を講じてきた。「製本された台本には番号がふられているので、どこから流出したか、すぐに割り出せるようになっています」(ドラマプロデューサー) 最近は製本せず、データで出演俳優や関係各所に配布するケースがほとんどだという。これならばより流出の危険性は減るはずだが、だからといって決してゼロになったわけではない。 「台本はスポンサー企業が要望すれば、渡すこともあります。民放のドラマには関係先があまりにも多すぎるので、データをいろんなところに送り、その結果、誰に送ったか分からなくなったことも。その時は第三者に渡ってしまったことが判明しました」(テレビ局関係者) ドラマの台本は貴重だからこそ、常に流出の危険性にさらされている。
東スポWEB