＜2024年11月3日（日）～11月10日（日）WTTチャンピオンズフランクフルト＠ドイツ＞ 11月4日、女子シングルス1回戦で大藤沙月（20=ミキハウス／世界ランク11位）がユエン・ジアナン（39=フランス／同18位）をゲームカウント3-2で下し、2回戦に進出した。 10月のWTTモンペリエで、チャンピオンズ初出場初優勝の快挙を達成するなど、わずか半年で世界11位まで上がった大藤。初戦の相手は、東京五輪混合ダブルス4強のユエンだ。 大藤は巻き込みサーブでエースを連発し、さらに厳しいレシーブでユエンの3球目攻撃を封じて11-4で先制する。 2ゲーム目はお互いがサービスエースを連発。だが12-12の場面でフォアカットレシーブでユエンのサーブを破った大藤が、そのまま14-12でここも奪う。 だが第3ゲームはユエンの表ソフトラバーでのスマッシュを浴びて9-11で落とし、4ゲーム目もユエンのハイトスサーブへの対処が遅れ7-11で失う。 しかし最終第5ゲーム、ここでユエンのボールに対応した大藤がスタートから一気に6連続ポイント。ユエンの反撃の流れもタイムアウトで切り、11-3として競り勝った。 続く2回戦では、パバド（フランス）とチョン・ジヒ（韓国）の勝者と対戦する。 ＜WTTチャンピオンズフランクフルト 女子シングルス1回戦＞ 大藤沙月 3-2 ユエン・ジアナン（フランス） 11-4/14-12/9-11/7-11/11-3