【桜花賞馬体診断】スウィープフィート
「桜花賞・G1」(7日、阪神) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】桜の女王の座は誰に?桜花賞出走馬の馬体をチェック 【スウィープフィート B】 性別の違いもあり体重は50キロくらい違うが、父スワーヴリチャードと似たシルエット。後肢を少し流しているが、前後だけでなく胴と脚のバランスも整っている。まだ頭が上ずってかき込みの利いたフットワークだが、このあたりはトモ腰の甘さもあるが気性的なものが大きい。ただチューリップ賞時に比べると、集中力が高まり若さをのぞかせなかった1週前追いは評価していいだろう。あばらをしっかりと見せて筋肉量も豊富。全体的に丸み十分で、引き続き好状態をキープしている。(馬サブロー栗東・吉田順一) 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F54秒3-12秒1(強め)を記録。パートナーの僚馬アリエスキング(3歳1勝クラス)に手応えこそ見劣ったが、ゴール前の脚勢は実にシャープなものだった。折り合いの難しさが改善し、全体的な力感もアップ。チューリップ賞を制した後も充実感が漂っている。