【富裕層】資産1億円以上の世帯は日本にどのくらい?「ホンモノのお金持ち」に共通する2つのポイント
保有資産を年率4%で運用すると将来どのくらいの資産になるか
●≪前提条件:年率4%運用≫ ・保有資産200万円:利息8万円 ・保有資産2000万円: 利息80万円 ・保有資産2億円:利息800万円 同じ金利や運用期間で運用する場合には、もともと保有している資産が大きければ大きいほど有利に働きます。 保有資産が200万円の場合には利息は年8万円、資産2000万では年80万、2億円では年800万と増えていき、長い目で見ると大きな差が出ます。 「お金持ちほど、さらにお金持ちになりやすい」のは事実かもしれませんが、いまの資産額が大きくなくても、上手に「お金を貯めて・増やしていく」方法を見つけていきたいものですね。 いわゆるお金持ちと呼ばれる資産家たちの共通点に、何か資産づくりのコツやヒントが隠されているかもしれません。 次で詳しく見ていきます。
【富裕層の共通点】ホンモノのお金持ちに共通する2つのこと
筆者が見てきた1つ目の共通点として、お金の使い方があります。 ●必要なものへの投資を惜しまない 富裕層と呼ばれる資産家たちは、必要と思ったことやモノに対してはタイミング次第でお金を惜しみなく使う傾向があります。 お金持ちの人には、際限なくお金を使う印象を持たれることもしばしば。しかし、「ホンモノのお金持ち」は、自分が価値を感じないものには財布の紐を緩めることはないようです。 一方、「価値を見出したもの」には惜しみなくお金を出す傾向があります。 「趣味」や「教養」に関連する支出もその代表例です。 「趣味」は、日々のストレスを発散したり、自分へのご褒美としての側面を持っていたりしますね。 そして「学び」は、自分の成長を仕事に繋げる大切な営み。ビジネスにおける成功をたぐりよせ、さらに多くのお金を呼ぶ結果にたどり着くための手段でもあるでしょう。 こうした自己投資を重ねてお金を増やす習慣が、お金持ちには本能的に見についているのかもしれません。 ●資産を増やす工夫をする 「自己投資」にも関連しますが、ホンモノのお金持ちたちは、手元にあるお金を利用して「さらにお金を生み出す」ステップに、いつも意識を向けている傾向にあります。 お金の使い道を考えるとき「どういった使い方をすれば、効率よくお金が増えていくか」という発想をするのです。 自己投資でも、ストレス発散でも、最終的に仕事へのモチベーションに繋がるものであればお金を使う、という考え方です。 つまるところ「自分への投資」が最終的にお金を生み出すかがポイント。これが、世間でいう「浪費」とは大きく異なるといえそうです。 こうした価値観を持つお金持ちたちは、金融商品を選ぶ際にも上手に資産を増やすという目的意識を忘れないのでしょう。