「見ている以上に激しかった」宮市亮が考える本田考案“4v4”のメリット。世界で戦ううえで必要なのは…
レジェンドたちが集結し、スペシャルマッチを実施
本田圭佑が自らルールを考案し、創設した10歳以下の全国大会「4v4 JAPAN CUP U10 2023」の決勝戦が12月26日に横浜国際プールで行なわれ、『ABEMA』で無料生中継された。 【動画】GK本田圭佑が長友佑都のPKをストップ! 決勝戦後には、長友佑都、遠藤保仁、乾貴士、家長昭博、酒井高徳、宮市亮、李忠成らレジェンドたちが集結し、スペシャルマッチなども実施された。 4v4の試合時間は10分で、交代は自由。自陣からのゴールは無効で敵陣でのゴールとオウンゴールは2点、敵陣ペナルティエリア内からのゴールは3点。20秒のショットクロックがあるなど、独自のルールが設けられている。 今回のイベントに参加し、初めて4v4をプレーした宮市は「だいぶ強度が高くて、ルール上、必然的に切り替えも早くなる。見ている以上にやっているほうは激しかったですね」と感想を述べた。 「11対11のサッカーに比べると、圧倒的にボールに触れる機会が多いですし、局面局面での個の戦いが多いのはすごく良い。10歳以下の年齢になると、(サッカーでは)どうしてもボールに寄りがちで固まってプレーしてしまうが、4v4にはスペースもあってボールに触る機会も多いので、子供たちのプラスになると思います」 また、イングランド、オランダ、ドイツと長年欧州を渡り歩いてきた快速アタッカーに、今の子供たちが将来、世界で戦うために必要なものを訊いてみると、こう述べている。 「いろいろあると思いますが、やはり個で打開できる、個で守れるようになること。世界で戦っていくには、どこか自分で武器を持って、一人で戦っていかなければいけないところもあります。この4v4は、局面のバトルが多くなってくるので、そういった意味では武器を身につける良い機会だと思います」 今後、4v4を通じて、宮市のように世界へ羽ばたく選手たちが排出されていくのを期待したい。 取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)
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