令和5年度の中学校1年生が受検する令和8年度埼玉県公立高等学校入学者選抜について

　埼玉県は2024年3月13日、2026年度（令和8年度）埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報について公表した。調査書の部活動に関する記入個所を、一部変更。部活動等の得点について、各高校の選抜基準を見直すという。 【画像】令和5年度の中学校1年生が受検する令和8年度埼玉県公立高等学校入学者選抜（選抜基準） 　埼玉県は、2023年度（令和5年度）の中学校1年生が受検する2026年度（令和8年度）埼玉県公立高等学校入学者選抜で、調査書の記入個所を一部変更する。 　2022年12月発表の「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」では、休日における学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行について、2023年度からの3年間を改革推進期間として、段階的な地域連携・地域移行を進めるとされており、地域の実情等に応じて可能な限り早期の実現を目指すとしている。 　今後、学校内外での生徒の活動が多様化することから、埼玉県では、調査書の部活動に関する記入個所を変更。中学校が作成する調査書では、「3 特別活動等の記録」の欄の「その他」から、「5 その他」の項目へ変更する。 　部活動等の得点については、各高校が選抜基準を見直す。選抜基準とは、各校が選抜の基本方針や選抜資料、調査書の扱いの詳細などを定めたもの。2026年度（令和8年度）公立高校入試では、これまで同様、学力検査の得点、調査書の得点、その他の資料（実技検査または面接）（一部の学校で実施）の得点を選抜資料とし、それらの得点の合計に基づいて選抜。部活動の得点の記載のみ「その他の項目の得点」に変更とする。 　2024年度（令和6年度）公立高校入試における各高等学校の選抜基準は、Webサイトにて確認できる。2026年度（令和8年度）入試の選抜基準については、2025年5月以降に公表される予定。