“新生”テアトル梅田のリニューアルオープン情報続々、懐かし作品の上映企画も
大阪の映画館シネ・リーブル梅田が、“テアトル梅田”に館名を改めて4月19日にリニューアルオープンする。このたび館内の詳細や新たな取り組みが発表された。 【画像】2022年9月に閉館した旧テアトル梅田の外観 2022年9月30日に閉館した劇場・テアトル梅田から名称を引き継いだ“新生”テアトル梅田。4階のロビーには新たにカフェがオープンする。映画と映画の間、幕間(まくあい)から“MAKUAI CAFE”と名付けられ、ラテアートの世界大会・2016 Coffee Fest Latte Art World Championshipのチャンピオンであるトップバリスタ監修のラテやプレッツェル、デニッシュなどを用意する。 また4階ロビーに設置される大型モニタースペースでは“シアター・イン・シアター”として、予告編などだけでなく地元クリエイターの作品を上映。作家と観客の新たな接点となるスペースが提供される。今回のリニューアルオープンを記念して、4月19日から6月30日には、ショート映画専門の配信プラットフォーム・SAMANSAとコラボレーション。SAMANSAで配信中の短編から選りすぐりの作品をシアター・イン・シアターで鑑賞できる。 特集上映「テアトル梅田レトロスペクティブ」も開催。旧テアトル梅田の“さよなら興行”でも特に人気の高かった作品に加え、閉館時に上映できなかった作品も合わせて「アメリ」「トレインスポッティング」「花束みたいな恋をした」「この世界の片隅に」など8本がセレクトされた。 さらに劇場オリジナルグッズも多数販売。運営元のテアトルシネマグループが「過去愛されたものを新しい価値で」をコンセプトに取り組んでいる廃棄スクリーン再生活用プロジェクト「SCRE:EN」からは、旧テアトル梅田のスクリーン生地を使用した“THEATRE UMEDAシリーズ”としてブックカバー、モバイルストラップ、キーホルダーがリリースされる。このほかリニューアルオープンに関する詳細は劇場公式サイトで確認を。 ■ 特集上映「テアトル梅田レトロスペクティブ」 2024年4月19日(金)~5月2日(木) 料金:一般・シニア 1000円 / 学生・TCG会員 800円 <上映作品> 「アメリ」 「トレインスポッティング」 「コーヒー&シガレッツ」 「恋する惑星」 「セトウツミ」 「花束みたいな恋をした」 「この世界の片隅に」 「人狼 JIN-ROH」 ■ シアター・イン・シアター×ショート映画専門プラットフォーム・SAMANSA 2024年4月19日(金)~6月30日(日)※予定 料金:無料 <上映作品> 「1分間タイムマシン」 「オペレーター」 「ケイティユニバース」 「ザ・ドールメーカー」 「サブウェイ・ラブ」 「スリムになる4つの簡単な方法」 「ソフトローンチ」 「ハロー・アゲイン」 「ムキムキ・パラダイス」 「リメンバー・マイ・ストーリー」 「レイジー・スーザン」 「愛の強盗」 「完ペキなキス」 「人生なんて」 「二日酔いクリニック」 ※上映スケジュールは決定次第、劇場公式サイトに掲載