知名町元職員 約3800万円横領 管理監督責任…町長らを減給処分 鹿児島県
鹿児島放送
鹿児島県知名町の元職員による公金の横領問題を受け、町長や当時の上司らを減給とする懲戒処分が決まりました。 知名町の元職員は2018年度から昨年度にかけて重度心身障がい者の医療費助成金などから、301回に渡り、合わせておよそ3800万円を横領したとされ、懲戒免職となっています。 元職員は決裁に必要な資料をねつ造したり、上司に無断で公印を押したりして、横領を繰り返したとされています。 これを受け、20日の町議会で今井力夫町長らに対する懲戒処分の条例案が町から提案され可決されました。 今井町長は20日付けで減給100分の30、6カ月の懲戒処分です。このほか副町長や当時、元職員の上司だった保健福祉課の課長らも減給処分となっています。 町は刑事告訴の準備を進めています。