人気者に見えたけど実は...? 米人気歌手(31)、「ハリウッドには友達がいない」と告白
ハリウッドのサラブレッドとして生まれたマイリー・サイラス。父は有名なカントリー歌手のビリー・レイ・サイラスで、ゴッドマザーはシンガーソングライターで俳優のドリー・パートン。自身もディズニー・チャンネルの『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』で一躍有名になり、映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワースと結婚(のちに離婚)した。 【写真】"攻めすぎファッション"で物議をかもしたマイリー・サイラスの衣装 さらに、自身の音楽のキャリアでも大成功を収め、2024年のグラミー賞では2部門で最優秀賞に輝いた。そんな生粋のエンターテイナーで、ハリウッドが"地元”である彼女だが、エンタメ業界には真の友だちが一人もいないと、最新インタビューで明かした。
Netflixが配信するデイヴィッド・レターマンのインタビュー・シリーズ『My Next Guest Needs No Introduction(原題)』で、マイリーは「私はあまり自分から働きかけるタイプではないし、他のアーティストやエンターテイナー、セレブリティーのコミュニティーではあまり活発な人ではない」と述べた。 決して不仲というわけではなく、「一緒にいても、自分と気が合う人たちだという気がしない」から、真の友情には至らないそうだ。 そんな彼女は、新曲「II Most Wanted」でコラボしたビヨンセを例外に挙げた。彼女とは「長年の知り合い」で、気持ちが通じ合っているという。 ふたりの交流はマイリーがまだ10代の頃、2008年のStand Up to Cancerのチャリティー・テレソンから始まった。がん撲滅を促すイベントで、ビヨンセやメアリー・J・ブライジ、キャリー・アンダーウッド、ファーギー、ナターシャ・ベディングフィールド、シャンティなど有名シンガーたちが参加し、一緒にパフォーマンスを行った。
「ニキビ顔で、歯の裏に矯正をしていた超子どもの私が、揺れるダイヤモンドのフープをつけたマライア・キャリーの隣で歌っている。ビヨンセはとても私に優しくて」とマイリーは当時を回想。 あれから十数年。今の2人は「もう少し深い」関係になっているという。マイリーは、「こういう会話はしたことはないから、今はあなた(デイヴィッド・レターマン)との方が仲良しになってるかもしれないけど、ビヨンセはいつも優しくて、常にオープンマインドなのよ」とジョークを交えながら、ビヨンセの人間性を称えた。 また、マイリーは自身のゴッドマザーで家族ぐるみで仲良しのドリー・パートンをメンターと称した。 「(ドリーは)躊躇なく厳しいことを言う。私が彼女に『グラミー賞に行こうかどうしようか迷っている』と言ったら、彼女は『もちろん行くのよ。で、行くだけじゃなくて、見せつけるのよ。私の前で圧倒するのよ』」と言ったという。 そしてマイリーは、今年2月のグラミー賞でヒット曲『Flowers』をパワフルに歌い上げ、最優秀レコード賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を授賞した。
From Harper's BAZAAR.com