フューリー、昨年対戦のガヌーに「感謝するべき」と主張 | ボクシング
アンソニー・ジョシュアとの対戦を控えるフランシス・ガヌーは、タイソン・フューリーを相手にしたボクシング初戦で名を挙げた。
タイソン・フューリーはフランシス・ガヌーは自分に感謝すべきだと力説している。 昨年10月、かつてUFCヘビー級の頂点に立ったフランシス・ガヌーがボクシングマッチに挑戦した。初戦からWBCヘビー級王者のフューリーと激突するという豪華な対決が実現したが、フューリーの言葉を信じれば、ガヌーはキャリア史上最高の収入を手に入れたという。 リング上では、フューリーはガヌーの強打でダウンを喫するも奇跡的に持ち直し、僅差のスプリットデシジョンで何とか勝利を勝ち取った。 試合が終わって久しい今も、ふたりの戦士の間にはわだかまりが残ったままで、将来の再戦に向けた機運が高まっているのは周知の事実だ。 現在フューリーは、5月18日にサウジアラビアで行われるオレクサンドル・ウシク戦の準備にいそしんでいるが、ガヌーのアンソニー・ジョシュア戦に注目し、熱弁を振るった。 「俺に感謝するべきだ」フューリーは『Sky Sports』のインタビューで語った。「彼のUFCでのキャリアを通じて、ほぼ100万ドル(約1億4800万円)しか稼げていなかったが、私と対戦して600万ドル(約8億9000万円)から700万ドル(約10億円)を稼ぎ出した。俺に感謝しているはずだ」 「そうならなかったから、人々の前で諭してやる必要があったんだ。俺が過去最高のギャラを提供したのにカメラの前では大言を吐いていたからね。感謝を知らないヤツだ」
Christopher Walker