山下達郎が約30年ぶりに映画音楽を監修!
歌手・山下達郎が、11月22日全国公開の映画「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」の劇中音楽を監修することが分かった。 同作は、山下の名曲「クリスマス・イブ」をモチーフにした作家・中村航の原作小説を、今作が映画単独初主演となる「嵐」の相葉雅紀をはじめ、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真らキャスト陣と「ジョゼと虎と魚たち」や「のぼうの城」などの作品で知られる犬童一心監督の手により映画化したもの。 漫画家を目指す書店員の光が、世界的な照明アーティストのソヨンと偶然知り合い、一瞬で恋に落ちてしまう。彼女を“運命の人”と思い込み、幼なじみの杏奈に相談するが、なんとソヨンと杏奈は仕事仲間だった。光の片想いを応援する杏奈だが、彼女自身も子供の頃から光に秘めた恋心を抱いていた。一方、光は大学時代の同級生で売れっ子漫画家の北山と再会したのだが、彼がソヨンの元恋人だと知ってしまう。そんな時、光にしか見えない相棒のデビクロくんが現れて…といった片想いの恋をする男女4 人のラブストーリー。 山下が映画の音楽監修を務めるのは、84年公開の「BIG WAVE」以来、約30年ぶり。妻で歌手の竹内まりやの曲をはじめ、洋楽・邦楽の名だたるクリスマスソングの数々が、本編を彩ることになる。 相葉は、「物心ついた時から、山下さんの『クリスマス・イブ』が街で流れていました。その『クリスマス・イブ』が今年は映画館でも流れます。クリスマスイブ生まれの僕にとってはこれ以上ないごほうびです。ありがとうございます!」。 続けて、「また、本編で流れる楽曲は山下さんに監修して頂き、どれも素敵な楽曲ばかりで、映画に彩りを加えて頂きました。山下達郎さんセレクトの曲も見所ですので楽しみにしていてください」とコメントしている。 また、犬童監督は「達郎さん選りすぐりの世界の名曲をバックに、東京のクリスマスがキラキラと輝く。国民的名曲クリスマス・イブがはじまると恋の思いが街全体にあふれていく。まさに、達郎ミラクル!」と話している。 (C)2014「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」製作委員会 (C)2013 中村航/小学館