天才作曲家ラヴェルが生み出し、魂を奪われた名曲の秘話「ボレロ 永遠の旋律」
不朽の名曲『ボレロ』は、生み出した作曲家モーリス・ラヴェルにとって憎しみの対象でもあった──。名曲誕生秘話を描いた「ボレロ 永遠の旋律」が、8月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。ビジュアルと予告編が到着した。 「ボレロ 永遠の旋律」予告編 1928年のパリ。深刻なスランプに陥ったモーリス・ラヴェルは、ダンサーのイダ・ルビンシュタインにバレエ音楽を依頼されたものの、一音も書けない。 失った閃きを追い求めるように、人生を振り返るラヴェル。戦争の痛み、叶わぬ愛、母との別れ──。そうして魂に潜り、すべてを注いで『ボレロ』を作り上げるが……。
監督は「ココ・アヴァン・シャネル」「夜明けの祈り」のアンヌ・フォンテーヌ。ラヴェルを演じるのは「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナ。生涯にわたるミューズのミシア役には「ベル・エポックでもう一度」のドリヤ・ティリエ。さらにイダ役でジャンヌ・バリバール、ラヴェルを支えるシパ役でヴァンサン・ペレーズが登場する。 ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団による『ボレロ』、ヨーロッパを代表するピアニストのアレクサンドル・タローによる『亡き王女のためのパヴァーヌ』『道化師の朝の歌』など、多彩な楽曲も魅力。加えて、パリ・オペラ座のエトワールだったフランソワ・アリュによる『ボレロ』の踊りも見逃せない。
「ボレロ 永遠の旋律」
監督:アンヌ・フォンテーヌ 出演:ラファエル・ペルソナ、ドリヤ・ティリエ、ジャンヌ・バリバール、ヴァンサン・ペレーズ、エマニュエル・ドゥヴォス 原題:BOLERO/121分/フランス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:松岡葉子/映倫G 配給:ギャガ © 2023 CINÉ-@ – CINÉFRANCE STUDIOS – F COMME FILM – SND – FRANCE 2 CINÉMA – ARTÉMIS PRODUCTIONS 公式サイト:gaga.ne.jp/bolero