北海道・厚岸のブランドカキ「弁天かき」 身入り良好 初競り
【厚岸】町産のカキ種苗を育てた厚岸漁協のブランドカキ「弁天かき」の初競りが1日、厚岸漁協地方卸売市場で行われた。殻カキのうち平均的な大きさの「A3」は昨年初日の1.5倍の720個が競りに掛けられ、価格は昨年並みの1個170円だった。 初日は、前日荷受けした殻カキ2180個(昨年初日比26%増)が競りに出された。このうち最大の「A5」(170グラム以上、幅6.5センチ以上)は50個入荷。昨年初日を14%上回る1個300円だった。宮城県産種苗を育てた同漁協の主力ブランド「マルえもん」の同程度のサイズより2割高かった。 むきカキは、この日入荷した2.1キロが競りに掛けられた。「大」は1キロ7千円で、昨年初日を1500円下回った。