YOSHIKI“心の会話”「HIDEだったらどうする?」、亡きTAIJIさんについても語る
日テレNEWS
9月8日に公開された音楽ドキュメンタリー映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』で監督を務めたX JAPANのYOSHIKIさんにインタビュー。亡くなったバンドメンバー、HIDEさん・TAIJIさんへの思いやX JAPANの今後についても語りました。(インタビュアー:刈川くるみ) 【画像】インタビューに応じたYOSHIKIさん 映画は、世界が直面する様々な危機に際し「どんな困難も乗り越えていけるというメッセージを全世界に届けよう」というYOSHIKIさんの呼びかけから始まった全世界プロジェクトで、日本からはHYDEさん、SUGIZOさん、SixTONESが、海外からはサラ・ブライトマンさんやザ・チェインスモーカーズなど総勢10組の世界的アーティストが参加しています。
■「HIDE、TAIJIはすごいロックスター」映画製作ではHIDEさんと“心の会話”も
――映画の中では、HIDEさんの話をされていましたが、YOSHIKIさんから見てどういった存在ですか? 今の自分がいるっていうのは、X JAPANっていうバンドがあったから僕がいる。そこには当然、Toshl(ボーカル)、PATA(ギター)、HIDE(ギター・1998年死去)、TAIJI(ベース・2011年死去)、そして僕でX。そのメンバーでデビューして、色々あって、HIDEとTAIJIは亡くなってしまいましたが。 やはり、2人ともすごいロックスターだったと思いますね。もちろん、ぶつかった時もたくさんありますし、もし、彼らが生きていたらどうなっていたんだろうなって、思ったりもします。でもそういうのって、時代はどんどん変わっていくわけなんで、忘れられることもある。自分が色々やっていることでまたX JAPANとかにも興味を持ってくれる方がいて。そういった流れでHIDEに興味を持ってくれる方もいて。いかに、HIDE、TAIJIが素晴らしい人だったんだなっていうのが、伝わればいいのかな。 僕はリーダーなんですけど、(HIDEさんと)一緒に物事を考えてきた。大変な局面は何度もあったんですけど。僕が結構、突き進むタイプで、HIDEはすごく冷静に考えるタイプで、亡くなってしまいましたが、そういった中で“HIDEだったらどうする?”っていうことを勝手に聞いてしまうんですね、その答えっていうのは自分の中で出しているんでしょうけど、自分の今までの経験値の中で、彼が出す答えになっているかなって。