期待しかない! ジュビロ磐田注目の新戦力5人。J1残留へ積極補強! 横内昭展体制で期待の選手たち
DF:西久保駿介(背番号26) 生年月日:2003年7月30日(20歳) 前所属:ジェフユナイテッド千葉 2023リーグ戦成績:12試合1得点0アシスト 昨シーズンまでの主力選手であった鈴木雄斗が湘南ベルマーレに移籍したことにより、ジュビロ磐田は右SBの補強が必須になっていた。そこで獲得したのは、年代別日本代表の選出候補にもなり、若手のホープとして期待が寄せられている西久保駿介だ。プロ3年目の西久保は今季がJ1初挑戦となる。 西久保はジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタートさせ、2022シーズンはリーグ戦27試合に出場してプロ1年目としては上々のシーズンを送った。しかし2023シーズンは中盤戦以降ボランチから右SBにコンバートされた高橋壱晟が重用されたこともあり、シーズンを通して12試合の出場にとどまってしまった。 それでも西久保が個人昇格を果たしたのはそのポテンシャルを評価されてのことである。身体能力に優れる西久保は高い守備力を持ち、空中戦でも強さ発揮することができる。2023シーズン第11節ロアッソ熊本戦ではコーナーキックからヘディングでゴールを奪った。 攻撃面では正確なクロスも武器にしている。磐田には今シーズン、ターゲットマンになりえる身長190cmの大型FWマテウス・ペイショットも加入しており、西久保の持ち味がより活きる可能性もある。前任者の鈴木雄斗は昨シーズンJ2トップとなる10アシストを記録しており、その穴を埋めるためにも西久保には積極的な攻撃関与が求められることだろう。
MF:レオ・ゴメス(背番号16) 生年月日:1997年4月30日(26歳) 前所属:ECヴィトーリア 2023リーグ戦成績:13試合1得点0アシスト(ブラジル2部) 2024シーズン開幕に向けて、ジュビロ磐田は一挙に4名のブラジル人選手を獲得した。その中で、中盤での活躍が期待されているのがMFレオ・ゴメスだ。 ゴメスは当時ブラジル3部リーグに属していたECヴィトーリアに2022年4月に加入すると主力として20試合に出場し、クラブの2部昇格に貢献している。しかし翌シーズン、ヴィトーリアは2部リーグで優勝して1部昇格を果たすも、ゴメスは十分なプレー機会が得られず出場も13試合にとどまった。それでも、J2を戦っていた昨シーズンから磐田の課題となっていた守備面を改善するために、ボール奪取能力に長けたゴメスは助っ人として加入することとなった。 ゴメスは主にボランチとしてプレーし、対人能力の高さを活かして相手を厳しくマークするファイタータイプの選手だ。また、パスやフィードの精度が高く、中盤から一気に攻撃を展開することも可能だ。海外初挑戦のゴメスには適応面において不安が残るだろうが、中盤の底で支えることのできる存在は心強い。