カブス・鈴木誠也、3試合ぶり出場で全打席出塁の活躍 2安打2四球でリーグ10傑の打率.283&OPS.850
○ カブス 3-0 レッズ ● <現地時間9月28日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが同地区4位レッズに3安打完封勝利。鈴木誠也外野手(30)は「4番・指名打者」でフル出場し、全打席出塁の活躍を収めた。 鈴木は昨季ドラフトの球団1位指名右腕ラウダーに対し、初回、二死一塁での第1打席は打球速度110マイル(約177キロ)の中前安打を放って一、三塁にチャンス拡大。3回裏、二死一、二塁での第2打席は四球を選んで満塁とし、序盤2度の先制機を演出したが、ともにチームは無得点。6回裏の第3打席は2番手右腕サンティランから中前安打を放って先頭出塁を果たすも、後続打者が続かなかった。 なおもスコアレスで迎えた8回裏、無死二、三塁での第4打席は申告敬遠で勝負を避けられた。その後、カブスは代打アイザック・パレデスの適時打で均衡を破ると、ピート・クロー・アームストロングの適時打など3点を先制。先発カイル・ヘンドリックスとリリーフ2投手の好投で完封勝利を収めた。 24日のフィリーズ戦で走塁中に右足を捻挫した鈴木は、3試合ぶり出場で2打数2安打、2四球という内容。出場試合での連続出塁記録を15試合に更新した。今季打率.283、OPS.850に上昇し、打率はナショナル・リーグ9位、OPSは同8位に入っている。
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