サイバー藤田氏、『ウマ娘』級特大ヒットの再現念頭に「IP創出戦略」説明 ニトロプラス子会社化、作り手支援…中長期的な投資へ
「ニトロプラス」子会社化、次代の「トキワ荘」など中長期投資進む
特にニトロプラスに関して、藤田氏は『刀剣乱舞』を筆頭に数多くのヒット作を生み出しているとして「グループに入ってもらったことで、共に力を合わせて世界に通用するIPを創出していこう」との意気込みを語った。 具体的な展開として、ニトロプラスとの新作ゲーム『Dolls Nest』を今年中にリリース予定と説明し「とても楽しみにしております」と期待を寄せた。また、中長期的な投資という観点では、優良IPの作り手を支援する取り組みとして、新たに「漫画アパートメント」を設立する計画にも言及。 同社は7月中に漫画編集者・林士平氏を寮長兼プロデューサーに迎え、漫画を描くことだけに集中できる環境を整えた寮施設「MANGA APARTMENT VUY」を2025年に運営すると発表していた。これについて、藤田氏は「トキワ荘」のようなものと紹介し、「漫画家の卵を育てて一緒に作っていくことで、原作に近いところで展開IPを創出していこう」と展望を語っていた。
オタク総研編集部