身も心も涼やかに…「滝」のそばで夏のひとときを 香川・三豊市【いまココ!ナビ】
KSB瀬戸内海放送
岡山・香川の話題のものやスポットを紹介する「いまココ!ナビ」です。猛暑続きで、ついつい家にこもりがちではないでしょうか。今回は涼しさを味わえる香川県三豊市の2つの滝をご紹介します。 【写真】三豊市財田町の戸川ダムの上流にある「鮎返りの滝」
三豊市豊中町岡本にある「不動の滝」。三豊市と観音寺市をまたがる七宝山の西南部の山の懐にあり、山頂の水を集め、落差約50m、幅約10mで、水煙をあげながら水が流れ落ちていきます。 名前の由来は、弘法大師が修行の際に岩壁に不動の像を刻んだことにちなんでいるそうです。 (記者リポート) 「流れから約10mくらいでしょうか、この距離で楽しむことがでいます。そしてこの音もなかなか風情がありますよね」 この滝は水量が少ないときに限り、ポンプを使って、水をくみ上げているそうで、この日は自然の状態でした。 桜のスポットとしても有名な場所ですが、緑と滝の水が醸し出すコントラストが春とはまた違った表情を見せてくれます。 不動の滝から車で約25分、続いてやって来たのは三豊市財田町の戸川ダムの上流にある、風流な滝です。 (記者リポート) 「この滝の周辺は、木漏れ日の中、マイナスイオンを感じながらゆっくりと夏のひとときを過ごせる。そんなスポットになっています」 春に若い鮎が川を上ってくる時に、この滝の勢いが強かったために先に進めず、返っていったと言われている「鮎返りの滝」です。 白く水しぶきをあげながら涼風が辺り一面に満ちた滝つぼに、観音寺市から子どもたちが遊びに来ていました。 (訪れた子どもは―) 「冷たかったです。雰囲気はきれいだけれど、温度は冬のプール!?(Q.どうやって暑さをしのぐ?)かき氷、家でクーラー」 日影がたくさんあり、川の生きものを探すこともできて、ぜいたくなスポット。鮎はここで引き返したようですが、人は帰るのを忘れてしまいそうです。 いつまでも続く心地よい音としぶきの中で、豊かな時間を楽しんで下さい。 この滝を利用する場合は、歩いて5分ほどの所にある、道の駅「たからだの里さいた」の駐車場の利用を呼び掛けています。 今の季節は近くの農家さんが栽培した、スイカや桃などのフルーツや新鮮な野菜が並んでいます。商品が豊富な午前中がお勧めです。 (利用客は―) 「いろいろそろっているし、季節のものがスーパーよりも安くてめちゃめちゃお買い得!」 こちらの道の駅のおすすめは地元の果物や野菜を使ったアイスクリームです。トマトやもも、キウイ、レモン味など14種類もありますよ。(カップ:シングル250円 ダブル300円、コーン:シングル300円 ダブル350円) 身も心も涼やかにしてリフレッシュした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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