物価高のなか“学生服リユース”に注目!クリーニング店で定価の8~9割引きで販売【愛媛】
南海放送
新学期がスタートする中… 白石アナ: 「松山市内のクリーニング店なんですが、中に入りますとお店の一角にこのような学生服のコーナーが 設けられています」 ライフサポートアゴラ 相原輝久代表理事: 「ブレザーからセーターとかブラウススカート。男の子だったら標準学生服の学校が多いが、標準学生服なども並んでいます」 NPO法人「ライフサポートアゴラ」が行っている「アゴラリユース」 寄付してもらった学生服、いわゆる“おさがり”の制服をクリーニングして定価より安く販売しています。 相原さん: 「こういう感じで中古ではあるんですけど、使用感もあまりなくて本当にきれいなものをだいたい定価の1割~2割の間ぐらいで販売している」 “おさがり”の制服は幼稚園から高校まで。服の状態によってそれぞれランク付けして販売価格を設定しています。収益も毎年20%ずつ増加していると言います。 相原さん: 「(新品だと)中学校だったら大体一式そろえて8~9万円。高校になると私立だったら全部揃えて20万円ぐらいする学校もあるので『給料は上がらないけど物の値段が上がっているのでなかなか買えない』という人がすごく増えて問い合わせもどんどん増えている」 入学式や始業式を来週に控えたこの時期は利用客も増えているとのこと。 相原さん: 「制服がやぶれた状態とかサイズが全く合わない状態で通っている子どももいるので。こういうリユースで安くお買い求めできるので一度見に来てもらえれば」 「アゴラリユース」は、石田クリーニングや行政機関などと連携し行っていて、収益の一部は、子ども食堂などの子育て支援に充てられているということです。この店舗のほか、伊予市・新居浜市などのクリーニング店でも実施しています。