玉木宏、『ゴールデンカムイ』主題歌「輝けるもの」ACIDMANライブにサプライズ登壇
俳優の玉木宏が6日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催されたロックバンド・ACIDMANの映画『ゴールデンカムイ』主題歌「輝けるもの」発売記念ライブにサプライズ出演した。玉木は同映画に鶴見中尉役で出演し、原作漫画の再現ぶりが話題に。また、ACIDMANの大木伸夫(Vo/Gt)とは、20年来の友人関係もあり、その間柄だからこそ話せる思い出話や映画、主題歌の感想など、熱いトークで観客を楽しませた。 【動画】映画『ゴールデンカムイ』「輝けるもの」ライブ用特別映像 ACIDMANによる映画主題歌「輝けるもの」発売記念ライブのアンコールに玉木が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起った。拍手を受け大木は「やっぱりすごい人気だね!絶対俺の歓声の10倍くらい大きい(笑)」と感心すると、玉木は「いやいや、そんなことない。最初からライブも観させてもらったけど、かっこよかったね」とお返し。大木が「玉ちゃんとは20年前以上前のデビュー当時、…玉ちゃんって呼んでるんだけど」と話すと、お客さんからは「玉ちゃーん」の掛け声も。 大木「共通の友人がいて、お酒を飲んだり、誕生日パーティーが多かったんですが、酔いだすとテキーラの瓶を持ってぶらぶら歩くんですよ。それで目が合うと、“大木くん!大木くん!”って呼ばれてテキーラを飲ませるです(笑)。テキーラ嫌いなんだよな…と思いながら(飲んで)。しばらくしてまた目が合うと“大木くん!大木くん!”って呼ばれて(会場笑)いや~立派になったね!」と話すと会場からは大きな拍手が湧いた。 さらに一緒に試写も観たという映画のトークになると大木は「観てない人はマジで観て!鶴見中尉まじヤバイからっ!(玉木に)いい役者になりました!」と会場を笑わせると、玉木は「そんなことない(笑)。たぶんあの時のテキーラのドS具合が効いてたんだね」と謙遜。 大木「目つきと体の動きと…あれはどう練習するの?」。玉木「原作が好きだったし、まさか自分が鶴見中尉をやらせてもらえるとは思わなかった。やりたい一心だったのもあって、自然と沸き出てきた」。大木「今は玉ちゃんの目だけど、鶴見の目はマジで怖い!俺の知ってる玉ちゃんじゃなかった。憑依(ひょうい)してるというか、素晴らしかったです」と、軽妙なやり取りで会場は笑いと熱気に包まれた。 最後に大木は「本当に玉ちゃんが出たての頃で、こんなイケメンの子たちがなんで世に出れないんだと思っていたけど、今やもうとんでもない超人気者じゃないですか。あっという間に僕らを追い抜いて(笑)。でもそれでもこういうふうに仲良くしていただいて、そしてお仕事で一緒になれるってなんか本当に奇跡だなと思っております。改めて『ゴールデンカムイ』をよろしくお願いいたします」と、トークを締めくくった。 「輝けるもの」のパフォーマンス時には、同映画を監督した久保茂昭監督自らこの日のために編集した特別映像が公開された。これまでEXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TUREなど数々の有名アーティストのミュージックビデオを500作品以上手がけ、「VMAJ年間最優秀ビデオ賞」を5年連続受賞した経歴を持つ久保監督の手腕が存分に発揮された映像がステージをさらに盛り上げた。