3番人気サトノパトリオットが押し切りV 木村哲也調教師「大事に育てていきたい」【2歳新馬・東京5R】
17日の東京5R・2歳新馬(芝2000メートル)は、レイデオロ産駒で北村宏騎乗の3番人気サトノパトリオット(牡・木村)が2分03秒6(良)で勝利した。 大外枠から中団の外を追走。3角から4角にかけて次第にポジションを上げ、直線での追い比べでは外からジワジワと差を詰めてきたダノンピクチャー(1番人気)の追い上げを半馬身しのぎ切ってゴール板を駆け抜けた。 伯父にフェブラリーS2着のカジノドライヴがいるほか、国内外に多くの活躍馬がいる一族の出身。セレクトセールでは1億2000万円(税抜き)の値がついた素質馬の初陣V。北村宏は「いろんなところに感度が良く、警戒心があって気を遣うところが見受けられましたね。まだ走りが高いですが、よくしのいでくれました」と気性面の課題を挙げつつ、パートナーをねぎらった。管理する木村調教師は「厩舎で時間をかけて十分に乗り込み、体力勝負に持ち込めて地力勝負で勝つことができました。幼さはありましたが、レースでは落ち着きもありました。ゆっくり大事に育てていきたいです」と将来を見据えていた。
東スポ競馬編集部