堺市、職員の所得税を期限内に納付し忘れるミス…延滞税など380万円課される
堺市は29日、市職員の今年5月分の給与などから源泉徴収した所得税を期限内に納付し忘れたと発表した。支出伝票の処理ミスが原因で、市は延滞税と不納付加算税計約380万円を支払う。
発表では、5月に総務サービス課が集計した源泉所得税約7600万円の支出伝票を会計室に送っておらず、期限までに納付できなかった。6月に同課の職員が気付き、堺税務署に連絡して納付した。しかし、納付期限を越えており、延滞税などが課された。
市は、決裁処理の状況を一覧表にするなど、確認を強化するとしている。