きれいな観光地を楽しんでもらおうと長崎市内の高校生が文化財の清掃活動を行いました。 高校生が清掃したのは国指定の史跡・シーボルト宅跡です。 長崎女子商業では文化財と環境美化への意識を持ってもらおうと年に3回程度、市内の文化財の清掃活動を行っています。 1975年に始まったこの活動は今回で140回目を迎えました。 16日は2年生178人が市内5カ所に分かれて清掃を行い、このうちシーボルト宅跡では生徒たちが落ち葉を拾ったり、雑草を抜いたりしていました。 上川詩季さん 「今まで見てきたものをきれいにできるのはいい経験」 中ノ瀬優逢さん 「（訪れた人に）建物を見る前の広場をきれいだなと思ってほしい」 シーボルト宅跡では約20分で8袋分のごみなどが回収され、すっかりキレイになりました。