「柳楽優弥の顔面芸術をぶつけたい」堤幸彦監督がワールドプレミアへ意気込み 主演映画『夏目アラタの結婚』
今秋に公開予定の映画「夏目アラタの結婚」で主演を務める柳楽優弥(34)と堤幸彦監督(68)が4日、韓国・富川(プチョン)で開幕した「プチョン国際ファンタスティック映画祭」のレッドカーペットと開幕式に出席した。 14歳で出演した2004年の映画「誰も知らない」でも韓国の釜山国際映画祭を経験している柳楽は「映画が盛り上がっている場所なんだなというのを改めて感じました。想像以上ににぎやかな雰囲気だなと思いました」と会場の熱気に高揚感を漂わせた。 作品は、乃木坂太郎さん原作の同名漫画(小学館ビッグコミックスペリオール)を実写映画化。柳楽演じる主人公の夏目アラタが、殺人犯で死刑囚の品川真珠(黒島結菜)にプロポーズするところから始まる獄中サスペンスで、9月6日に全国公開される。 1997年に始まった同映画祭は、世界各国のSFやファンタジー、ホラーなど個性的なジャンルの約300作品が11日間上映される。今作は5日にワールドプレミアも行われる。堤監督は「柳楽さんの顔面芸術をぶつけたい」と意気込んだ。
中日スポーツ