『ドクターX』米倉涼子、“大門未知子”最後の舞台あいさつで涙「12年間ありがとうございました」
俳優の米倉涼子が22日、都内で行われた『劇場版ドクターX』(公開中)舞台あいさつ“FINAL”に登壇。12年演じきった“大門未知子”への思いを語った。 【写真】アツい抱擁…内田有紀と米倉涼子 この日は、「さよなら!大門未知子!」と題し、米倉が大門未知子として登壇する最後の舞台あいさつで、全国の350劇場で生中継された。サプライズで内田有紀も登場し、会場を沸かせた。 米倉は全国のドクターXファンに向けて、「12年間という長い期間、ドクターXを好いてくださり、応援してくださり、本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、こういう形で劇場版を実現させることができました」と感謝を伝えた。 本作で12年間共演した岸部一徳に向けては、「12年間本当に感謝しています。本当はどこかでこのまま“未知子”と“晶”でいられたらと望んでいるけど、またどこか新しい場面で出会えたらいいなと思います」と伝え、強い絆で結ばれた2人に、会場からは温かい拍手が送られた。 イベントでは、米倉へ、共演者たちからサプライズでメッセージ付きアルバムがプレゼントされた。岸部から手渡されると、米倉は涙を浮かべ、喜びを噛み締めた。 “絶対に失敗しない”フリーランスの外科医・大門未知子が、難易度の高い手術を行い、群れ・権威・束縛…といった概念を打ち砕いて活躍する姿を描き、2012年から7シリーズが放送された国民的人気ドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)。ドラマ誕生から12年、シリーズをけん引してきた最強の布陣により初映画化され、ついにシリーズ完結を迎える。 今月6日の公開から21日までで観客動員130万人超え、興行収入は17億円を突破し、大ヒットしている。 イベントの最後、米倉は「私、映画でも失敗しないので」とおなじみのセリフを決め、12年に渡る“大門未知子”を締めくくった。