民家と倉庫の計3棟が全焼 草焼き後、消えたと思い友人と会話…25分後、倉庫から燃え広がる 島根県益田市
25日午前11時50分ごろ、島根県益田市、家具製造業の男性(73)の倉庫から火が出ていると119番があった。木造平屋の倉庫277平方メートルと、近くにあった鉄骨平屋の倉庫126平方メートル、男性所有の木造2階建て民家延べ108平方メートルの計3棟を全焼し、民家東側の山林約1110平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。 益田署によると、男性は同日朝、敷地内で刈った草を木造倉庫のそばで燃やしていた。午前11時20分ごろ、火が消えたと思って倉庫から約20メートル離れた自宅に帰り、友人と話をしていたという。 同11時45分ごろ、パチパチという音に気付き、外に出ると倉庫が燃えていたという。同署は草焼きの火が燃え広がったのが原因とみている。 男性が所有する民家には無職女性(76)がいたが、避難して無事だった。男性の友人が通報した。