中央社、新社長に胡婉玲氏 元民視アナウンサー/台湾
(台北中央社)国家通信社、中央通訊社は30日、董事会(取締役会)を開き、テレビ局、民間全民電視(民視)の元アナウンサー、胡婉玲(こわんれい)氏を新社長に選出した。11月1日付で就任する。 曽嬿卿(そえんきょう)前社長が8月1日付で辞任したのに伴う人事。 胡氏は報道畑で36年の経歴を持つ。中華テレビ(華視)アナウンサーを経て民視に移り、台湾語ニュースのプロデューサーやアナウンサー、報道関連部門の管理職などを歴任した。 胡氏は董事会終了後、中央社の仕事はこれまでの仕事とは形や性質がやや異なるものの、素晴らしい鍛錬の機会だと捉えると語り、メディア環境がいかに大きく変わろうとも、中央社を権威的情報源の中流の砥柱にすべく、同僚と共に努力していくと述べた。 (葉冠吟/編集:名切千絵)