ユージェニー王女、公務に就くワーキングロイヤルになることに「慎重な姿勢」
チャールズ国王とキャサリン皇太子妃が療養生活を続け、全体的に人員不足の英国王室。アンドルー王子の次女であるユージェニー王女がワーキングロイヤルとして2人の代わりに公務に参加するようになるのではないかという噂が浮上している。 【写真】ユージェニー王女ほか、美脚自慢な英国ロイヤルの脚見せファッション
そんな中、チャールズ国王の元バトラー、グランド・ハロルドが新聞「エクスプレス」にその可能性について語った。「ユージェニー王女は王室の公務に就くことに慎重だろう。王室のスケジュールを見たことがあるが王室ではオンとオフを切り替えられない。王女は自分のキャリアを持ちたいと望んでいるし、彼女は自分の仕事に情熱を注いでいる」。
ユージェニー王女は現在アジアゾウを絶滅の危機から救うために活動している組織「エレファントファミリー」の支援に力を注いでいる。ちなみにこのチャリティ組織はカミラ王妃の弟が設立したNGO。王女は最近、絵本の読み聞かせを通して子どもたちに野生動物との共存を啓発する活動にも参加した。また王女は女性の人身売買や海洋保護などの問題にも関わっている。ハロルドは公務に就くワーキングロイヤルになればこれらの活動だけに携わるわけにはいかないと示唆している。
とはいえハロルドは「これからもっと彼女を求める声が高まれば、ユージェニー王女が高位のロイヤルになりワーキングロイヤルとして働く可能性は高いだろう」「王女はとても有能だ。彼女が高位のロイヤルになったら、上手に仕事をすると思う」と話している。
ちなみにキャサリン皇太子妃が病気になったことで、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の関係が改善するのではないかという見方も浮上していたが皇太子の関係者はこれを否定。皇太子はヘンリー王子に関する問題を自分の優先順位の中で格下げ、キャサリン皇太子妃や子どもたちを守ることに今まで以上に集中していると話している。そのため2人の溝が埋まる可能性は低いとも。ヘンリー王子が王室にカムバックする可能性はほぼゼロに近いと見られている今、王室の新たなスターとしてユージェニー王女が表舞台に登場する日も近いかも。