「小さなサンタいっぱい来た」園児50人、元気よく 「メリークリスマス」響かせ街駆ける
松本市桐の松本いずみ幼稚園の園児50人が14日、クリスマスを前に市街地をサンタクロース姿で走る「サンタマラソン」に挑戦した。冷たい風が吹く中、園児たちは元気よく駆け出し、「メリークリスマス」と明るい声を街中に響かせた。 【写真】小さなサンタたちと見守る大人たち
園児たちは市中心部の松本パルコ前に飾られたクリスマスツリーの下で賛美歌を披露。その後、近くの市中央公民館(Mウイング)前をスタートし、約1キロ先の松本城公園を目指した。行き交う人たちは「小さなサンタがいっぱい来た」と目を細めていた。
3回目の参加という年中の吉原航ちゃん(5)は「頑張って走って楽しかった」。父の翔さん(40)は「追いかけるのが大変になって、子どもの成長を感じる」と話した。
園児たちは幼稚園の周辺を走るのが日課。サンタマラソンは、クリスマスの雰囲気を感じつつ、寒さに負けない体づくりにつなげようと毎年開いている。