特殊詐欺の被害防止へ 自動通話録音警告機が警察署に寄贈 三重
中京テレビNEWS
三重県内で増え続ける特殊詐欺の被害を防止しようと、電話の音声を自動で録音する機械が四日市市などにある3つの警察署に寄贈されました。 22日、四日市北警察署など3つの警察署に寄贈されたのは「自動通話録音警告機」200台です。
この機械は、固定電話に設置することで電話がかかってくると通話を自動で録音しかけてきた相手に特殊詐欺防止のための警告メッセージを流すもので、四日市市内にあるコンクリート会社から寄贈されました。 警察によりますと、去年1年間に三重県内で確認された特殊詐欺の被害総額は7億円以上に上っていて、前の年より約3億円増加しているということです。 四日市北署の景井憲一署長は「特殊詐欺の水際対策として期待したい」などと話しました。