「自分を含めて心が弱い」自動昇格のチャンス→4位フィニッシュ...エスパ指揮官が痛恨ドローに奮起「勝者のメンタリティをもっと植え付けろということ」
「必ずJ1に返り咲きたい」
まさかの結末だ。 清水エスパルスは11月12日、J2最終節で水戸ホーリーホックと敵地で対戦。勝てばJ1昇格を決められたが、1-1のドロー決着。順位は2位から4位に転落し、自動昇格の残り1枠はジュビロ磐田が勝ち取った。 【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介! 試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督が悔しさを滲ませる。 「まだまだ、自分を含めて、心が弱いというところ。メンタル的に脆弱だからこそ、こういうゲームになったと思っています。あの後半の躍動感を前半からやらなければ、こういうゲームが待ってますんで。それは僕も含めて、前半からあれをやらせてあげられなかった、そういう心の弱さが招いた結果だと思っています」 前半はスコアレス。後半は攻勢を強めたが、先制を許す展開。チアゴ・サンタナのゴールで同点に追いつくも、あと1点が足りなかった。 それでも、まだ戦いは続く。 「ここからプレーオフ2つ、この弱さを克服するチャンスだと思っていますんで。必ずこの出た宿題を克服して、J1に乗り込むために、最後の、最後の大きな課題だと思っていますので。この心の弱さ、脆弱さみたいなもの、そして勝者のメンタリティをもっと植え付けろということだと思っています」 この悔しさを糧に、プレーオフを勝ち抜けるか。指揮官は「何が何でもあと2試合、しっかりとしたものをお見せして、必ずJ1に返り咲きたいと思っています」と意気込んだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部