【競馬】2歳重賞で連対率30%超え ダイワメジャー産駒の「プラス条件・マイナス条件」
距離延長、3歳重賞では大幅減点
<ダイワメジャー産駒のマイナス条件> 芝×距離延長【33-39-47-586】勝率4.7%/連対率10.2%/複勝率16.9%/単勝回収率61% 3歳重賞【3-8-3-49】勝率4.8%/連対率17.5%/複勝率22.2%/単勝回収率30% ダート×1枠【11-4-7-167】勝率5.8%/連対率7.9%/複勝率11.6%/単勝回収率28% 東京芝1600m【10-10-11-101】勝率7.6%/連対率15.2%/複勝率23.5%/単勝回収率36% 次に勝率が10%を下回る、ダイワメジャー産駒のマイナス条件についても確認する。 マイル以下がベストのダイワメジャー産駒。そのため距離延長は基本的に大きく割り引く必要がある。芝で前走からの距離延長は【33-39-47-586】で勝率4.7%、単勝回収率61%。これは距離短縮(勝率8.7%、単勝回収率81%)や同距離(勝率9.4%、単勝回収率78%)を大きく下回る成績である。距離延長で臨むレースは手を出さないのが無難だ。 2歳重賞での信頼度は非常に高かったが、3歳限定の重賞では大きく成績を落とす傾向にある。他馬が成長しアドバンテージが無くなることや、苦手としている中長距離戦の割合が増えてくるのが要因だろう。2歳重賞では単勝回収率がプラス域だったが、3歳限定重賞では一転【3-8-3-49】で勝率4.8%、単勝回収率30%、複勝回収率44%と妙味がかなり薄くなる点には注意したい。 ダートでは前の章で述べた通り、内枠での成績ダウンが目立つ。特に1枠は【11-4-7-167】で勝率5.8%、単勝回収率28%、複勝回収率23%とかなり低調だ。ダートで1枠を引いてしまった馬の次走は単勝回収率200%オーバーであり、外枠替わりでの巻き返しも多い。繰り返しにはなるが、内枠を引いた馬は見送り、外枠を引いた段階でしっかり仕留めるという戦略で馬券に組み込もう。 今週のNHKマイルCの舞台となっている東京芝1600mの成績は【10-10-11-101】で勝率7.6%、単勝回収率36%と意外にも妙味は薄い。やや過剰人気の傾向があり、基本的には割り引くのが正解だが、NHKマイルCだけは例外。成績を見ると【1-2-0-2】で複勝率60.0%、複勝回収率130%と信頼度は高めだ。アスコリピチェーノ、ボンドガールに関しては重視して問題ないだろう。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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