『FF15』の“人工知能”を解説する書籍『FINAL FANTASY XV の人工知能 – ゲームAIから見える未来』 のkindle版が発売開始。『ファイナルファンタジー15』のゲーム作りを通じて、AI技術を解説する
ボーンデジタルは、書籍『FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来』 の電子版を発売開始したと発表した。 価格は税込3520円。Amazonをはじめとした各種の電子書籍ストアで取り扱われている。 書籍『FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来』は、『ファイナルファンタジー15』で培った人工知能、AI技術、キャラクターとゲームをインタラクティブに作る技術を解説する書籍。2019年に発売した書籍が、今回電子版としてリリースされた形となる。 『ファイナルファンタジー15』は、ロードムービー風のオープンワールドが題材となった意欲的な作風となっており、主人公ノクトを取り囲む仲間たち、街の人々のNPCが自律的に周りの環境にあわせた相応しい動きをすることが特徴だ。 著者は「株式会社スクウェア・エニックス『FFXV』AIチーム」となり、仲間のAIをはじめ、NPC、モンスターのAI、実際には姿は見えないがディレクターのように俯瞰的に働くメタAIなど、さまざまなAIを解説している。 またそこから見える未来のゲームの人工知能について、プログラマー、デザイナー、制作チームリーダーたちが語っている。 技術的な専門書ではあるものの、『ファイナルファンタジー15』の魅力がさらに深まりそうな一冊となっている。kindle版が発売開始しているものの、気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。
電ファミニコゲーマー:福山幸司
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