人気アパレル、代金不当減額 「グレイル」下請法違反
公正取引委員会は19日、製造委託業者に支払う代金計約8200万円を不当に減額したのは下請法違反(代金減額の禁止)に当たるとして、女性向けアパレルブランド「GRL」(グレイル)を運営する婦人服販売会社「Gio(ジオ)」(大阪市西区)に再発防止を勧告した。 公取委によると、グレイルは有名タレントを広告に起用し、インターネット通販や交流サイト(SNS)で商品を展開。10~30代の女性から人気を集めている。公取委の調査を受け、Gioは14業者に代金を支払った。 担当者は取材に「真摯に受け止め、再発防止に取り組む」と話した。