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地域の課題解決へアイデアを披露した探究発表会＝雄山高校

生徒が町課題解決のアイデアを披露した探究発表会

町課題解決のアイデアを披露した探究発表会

　富山県立山町との包括連携協定に基づき、観光などをテーマに学ぶ雄山高校普通科２年生の探究発表会が２１日、同校で行われ、４グループと４人が町総合計画から選んだ課題解決に向けたアイデアを紹介した。 　生徒は舟橋貴之町長をはじめ、町派遣講師のモンベルの社員や立山ガイドの佐伯知彦さん、赤澤智津子千葉工業大教授から学び、立山調査登山や布橋灌頂会（ぬのばしかんじょうえ）でのボランティア活動などに取り組んできた。 　雄山高校の魅力向上をテーマにしたグループは、同校に観光学科の創設を提案。稼ぐ地域づくりを考えたグループは、町の地域通貨「たてポ」を若い世代にアピールするため、たてポカードが使える大規模イベントの開催を挙げた。 　個人発表では、学習支援などが必要な児童生徒のため、観光資源や自然環境を生かした課外授業を増やす必要性があると訴えた生徒や、廃校活用策や子育て支援策を提案した生徒もいた。 　発表会には町長や町議も出席。講評で町長は生徒の声を実現する書店併設型コンビニ店が４月下旬にオープンすることに触れ「一緒に町を盛り上げ、イベントも協力してやろう」と呼びかけた。