山下智久民放主演復帰作『ブルーモーメント』でヒットのカギを握る"あの〝2人の女優〟
山Pこと山下智久(39)が民放ドラマに完全復帰だ。 ’20年に旧ジャニーズ事務所を退所した山P。当時はまだ同事務所へのテレビ局の忖度が強く存在しており、大人気アイドルだった山Pといえども例外ではなかったよう。その後、5年間民放ドラマの主演がなかったわけだが、この春、晴れてフジテレビの水曜ドラマ『ブルーモーメント』で返り咲きとなった。 【大胆に露出して……】すごい……本田翼がレッドカーペットで魅せたシースルードレス姿‼ この完全復帰には、NHKでの主演ドラマ『正直不動産』シリーズの影響が大きいという。 「CMなどがなく比較的しがらみが薄かったNHKは、’22年に『正直不動産』で思い切って山下を主演に起用しました。するとこれが大当たり。ドラマは大好評を博し、今年はパート2も制作されました。こちらも同様に好評だったので、さらにシリーズ化することは間違いないでしょう。 これによって民放も、やっぱり山下は数字を持っていると確信した。旧ジャニーズを退所したタレントが使われなかったのは、もちろん忖度が大きいですが、『彼らは本当はあまり数字を持っていないのでは?』という疑念もあったからでしょう。山下はそれを払拭してみせたと言えます」(週刊誌芸能記者) ただ、『正直不動産』の成功は、山下の力によるものだけではないと指摘する声もある。 「共演の福原遥、そして相手役の泉里香の存在も大きかったと思います。二人は決して派手ではないものの、堅実な演技力を持っている。山下を食うことなくキラリと光る演技を見せ、ドラマに深みを持たせました。 実は山下というのは共演女優に恵まれてきた俳優でもあります。彼の代表作といえば『クロサギ』(TBS系)と『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(フジテレビ系)ですが、前者には堀北真希、後者では新垣結衣に戸田恵梨香と、どちらの作品でも人気だけでなく演技力も高いと評価されている女優たちが脇を固めているのです。 反対にあまり話題にならなかった作品は、ネームバリュー先行の配役が多い印象がありますね。『正直不動産』も女性陣の顔ぶれが違っていたら、結果はまた大きく違っていたのではないでしょうか」(エンタメライター) そうなると気になってくるのは、新ドラマでの共演女優たちだ。発表されている名前を見ると、相手役はかつて「演技下手」というワードがバズった本田翼(31)。そしてヒロインはまだ無名に近い出口夏希(22)と、やや不安な顔ぶれとなっているが……。 「とんでもないです! この出口夏希というのは、“百年に一人の逸材”と言われる超期待の若手。というのも、Netflixで配信された『舞妓さんちのまかないさん』で“百年に一人の逸材”と言われる舞妓を演じたからなのですが、私もこのドラマで初めて彼女を見たとき、『何この、本当に百年に一人の逸材みたいな子!?』と驚いたほど。 透明感溢れる魅力に加えて演技力も高く、ジワジワとドラマや映画で重要な役どころを務め始めています。『不適切にもほどがある!』(’24年/TBS系)で好演した河合優実(23)が注目されるまでは、業界では出口はネクストブレイクの筆頭に挙がっていた、まさに逸材なんです」(テレビ局の広報担当者) またこんな、ちょっぴり辛辣な安心材料を挙げる意見も……。 「こう言っては何ですが、本田は山下の相手役ではあるものの、早々に亡くなってしまう役どころなんです。彼女の死の謎が物語のキーとなってくるわけですが、共演時間はそこまで多くなさそう。 加えて『ブルーモーメント』は山下の十八番でもある救助系スペシャリストもの。他にも脇を実力派俳優たちが固めており、きっと山下の新たな代表作となるのではないかと思っています」(前出のエンタメライター・コラムニスト) 復活山Pに死角なし、といったところか。ドラマのスタートが楽しみに待たれる。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit 取材・文:奈々子 愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター
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